彼の欠片

『Fragments of Him』というXBLAのゲーム紹介/レビューです。
いつも通り、ストーリーのネタばれはございませんので、ご安心下さいませ。

どこから説明すれば良いのか迷うゲームですが、まずはこの画像をご覧下さいませ。
なんという写実的な、美しいグラフィック!! 白黒の世界が織り成す、光と影のハーモニー!!
この世界観に一目惚れしたのと、お値段の安さが魅力的でしたので、購入したのです。

この画像を見ただけで、『一体、どういうゲームなんだろう? ワクワク!』と、なりませんか?
わたしはなりました。




人間関係、生死、ドラマ、同性愛などを含むゲームですので、苦手な場合はプレイなさらない方が良いでしょう。
ゲーム中、殿方同士での同性愛が含まれていた事にビックリし、そして、ちょっぴりショックも受けました。
あらすじにはそんな注意書き、どこにも無かったからです。

主人公・ウィルの死につきましても、公式サイトの『あらすじ』の所に書かれてありましたが、
やはり、ゲーム内で実際にそのシーンを観て、それにもちょっぴりショックを受けました。
色々と切なくなるゲームなのです。

しかし、あらすじに書かれてあった通り、パズルや謎解き、戦闘や難易度などは一切無く、
ただひたすらプレイヤーに芸術的な体験をして欲しいという願いが込められた、そんなゲームでした。
実際、クリアした後、わたしの心に、何とも言えないような、芸術的な切なさの欠片が残りました…。
『誰かに対し、真に心を開くこと』とは、何であるか……そういう事を考えさせられます。

そして、主人公・ウィルの死により絆を深めて行くことになった、ウィルの家族・恋人・友人達のその後と、
その切ない世界に、呑み込まれて行くことになるのです………。

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そう。 このゲームは、死んでしまったウィル…つまり、『彼の欠片』を集めて行くゲームなのです。
集めるといっても、何かコレクティブルを集める訳ではなく、みんなの記憶の断片を辿って行く感じです。
ウィルは何を想い、死んで逝ったのか……そして残されたみんなは、どう生きて行くのか?
みんなの心と記憶の中を覗き込むような、そんなゲームでございました。

FPS視点のゲームで、ウィル、メアリー、サラ、ハリーの物語を体験することになります。
ウィルはこのゲームの主人公で、まだお若いのに交通事故に遭い、ゲーム開始後に死亡してしまいます。
ちなみに下の画像に写っている人物が、そのウィルです。

このゲームは本当に背景まで作り込みが細かく、そして美しく、わたしはイチイチ壁に飾られてある
絵画までマジマジと見てしまいました(笑)。

本当に本当に細部までの作り込みがスゴくて、お外で降る雪にも見惚れてしまいました。
もっと近くで見ようと、窓の側まで行ったら、近くの雪は全て結晶で、遠くの雪ほどボヤけているではないか!
なんという素晴らしく細かい演出!! そしてリアリティー!!

正直に申しますと、ゲームのストーリーよりも、細かい背景のグラフィックに感動させられました!!
このゲームのジャンルは、本当は『背景をコッソリ楽しむゲーム』なのではないかと思えるぐらいです。
特にウィルが住むお部屋がとても素敵で、この白黒の世界に永住しても良いと思えました。




主要キャラ以外は皆シルエットになっており、ちょっと『かまいたちの夜』というゲームを思い出させます。
そのゲームをFPS視点にしたら、きっとこういう感じのゲームだろうな~と思わせられました。

少ないですが、会話の選択肢もあり、それにより後のゲームプレイに少しだけ変化が出ます。
また後日に、ネタばれ込みの感想も載せる予定ですので、詳細はまたその時にでも。

お値段の安さの割りにはゲームは全てフル・ボイスで、驚きました。
ただ、タイトル画面の文字も含め、字幕が全て小さい為、中高年の方々にはお辛いかもしれません。

英語のみのゲームですので、英語が理解出来ない場合はストーリーを楽しめないと思います。
主要キャラ達の物語を体験するゲームですので、ストーリーが命なのです。
ちなみに、英国系アクセントの英語でした。




基本的には、FPS視点で歩き回りながら、あちこちをAボタンでクリックするだけのゲームでした。
白黒のお部屋を見渡し、その中で青く光る物を見つけ、それが黄色に変わるまで近付いて行き、
そこをクリックするだけで、どんどんお話が進んで行きます。

BGMも大変美しく、サウンドトラックがあったなら、購入しても良いなと思えるぐらいでした。
ピアノの素晴らしい演奏に、心が動かされました!

唯一の不満は、字幕の小ささと、ロードの頻度でしょうか。
せっかくストーリーが盛り上がって来ていても、かなり頻繁にロード画面が入り、白けさせられます。
それにロード中、画面の左上に謎の数字が出るのですが、それが何なのかも気になります(笑)。
あと、セーブがいつ入っているのかも判り難く、やめ時が判らないのも難点です。

XBLAですのでゲーム自体は短かったですが、それなりに心に残る作品となりました。
ストーリーの切なさよりも、『やたらと背景が綺麗だったゲーム』の方が、印象が強いですが(笑)。
ちなみに、実績解除ガイドはコチラです。 そちらも含めて、ご購入のご参考にどうぞ!

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あるへ様、こんばんは!

ネット上の情報って、どこまで信じられるのかが微妙なラインですよね。
何でも『参考』程度にしておくのが良いのかもしれませんね。

あるへ様は勉強家なのですね!
コレクタブル・アイテムでも充分通じますね。
ただ、それだと長くなりがちですので、結局コレクティブルの一言で落ち着きそうな感じですよね(笑)。

こんにちは~

なるほどなるほど、微妙な意味の違いをもって共存しているのですね。
あれから少しネットを漁って意味を調べてみたのですが、タとティの違いがアメリカ英語とイギリス英語の違いであると書かれているところもあれば、タは誤用と書かれているところもあって余計混乱していたんですよ。

ティ発音のサイトはイギリスっぽいところが多かったり、イギリス発祥の作品が多そうで、一方タ表記している英文サイトもたくさんあって、謎は深まるばかり、もやもやしておりました(笑)
特にアンティークの世界ではコレクティブルで統一されている印象でした。

-ableですから確かに可能です、の意味になりそうな感じですね。
収集系実績について書くときは、コレクティブルとするか、あるいはコレクタブル アイテムとすれば大丈夫かな。
古物界での使われ方を鑑みると、ゲームでコレクティブルはちょっと大げさかなぁとも思ったり思わなかったり。でもそれはその業界で付属した意味なので、普通に使っても十分に通用しそうです。

ともあれ、これでスッキリできました。ありがとうございます。

IQサプリ「スッキリ! スッキリ! スッキリ!」

あるへ様、こんばんは。

『Collectible』も『collectable』も、どちらもきちんと存在する言葉ですが、
『collectible』の方が一般的です。

『Collectable』ですと、どちらかといえば『集めることが可能です』という意味になり、
『collectible』は、その集めることが出来るアイテム自体のことを示しているのだと思います。

日本語でも『歌う・謡う・唄う』…どれも『うたう』であるように、本当に微妙な違いなのですよね。

おお、正誤があるんですね! ありがとうございます!
ただ、「collectible」で引いてみると、「collectable」にジャンプするよう指示が出て、collectableの方で意味が載っていました。

最近、日本語でも誤用が広まり辞書にも本来の意味とは別の意味で載るようにもなっていますし、もしかしたら英語圏の人でも普通に間違えることから「正しい英語」になってしまったのではないかと。
まぁ、古い電子辞書なので不安ですが。

アボカドが正しいことくらい知ってますよ! ホントですよ!?

あるへ様、こんばんは。

おお、欲しい物リストに仲間入りしましたか! なんかうれしいです。
このゲームは本当に光と影の混じり具合が美しく、白黒の世界であることに意味があると思います。
Oneをご購入なさった際には、ぜひその美しい世界を体感してみて下さいね♪

ご質問の件ですが、『コレクティブル』が正しいです。
『コレクタブル』は恐らく、聞き間違いがそのまま広まってしまったのでしょうね。
『アボカド』を『アボガド』と勘違いして言ってしまうようなものです。

『ブログ』が『プログ』になっていたりなど、ネット上は基本的に間違いが多いですから
間違った単語が広まり易く、まるで間違っている方の単語が正解であるかのようになってしまうのが難点ですね。

こんにちは!

本当に良いですね、この写真。冗談抜きで本当にリアルで、ゲームへの興味と共に、まだ見ぬXboxONEパワーにも憧れちゃいます。

密かに自前の「欲しいものリスト」に入れました(笑)

最近では随分と未翻訳のゲームが日本にも流れてきたので、英語には耐性がついたと思うのですが、それでもストーリー命なゲームを英語のまま楽しまなければならないというのはきついですね。
ただ、翻訳されたからといって味が落ちないとは限らないのが怖いところですが。

少し前から気になっていたのですが、「コレクタブル」と「コレクティブル」どちらが正しいのでしょうか。
YouTubeのウォークスルーとか見てると、どちらの表記も見かけるので、アメリカ英語かイギリス英語かって違いでしょうか。

こんなことならもっと英語勉強しとけばよかったなぁ。
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